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機種により違いはあるが、最大8人対戦が可能。基本的には国を奪って全国統一を目指すのが目的である。

前作の「戦国群雄伝」をベースに改良が加えられ、内容は充実している。たとえば、前作に存在しなかった九州・東北が加わった。

本作では1年を12ヶ月に分け、1月ごとにターンが進む。武将と兵士には、税収月(1月は金、7月は米)に俸禄を支払う。武将や兵士を雇いすぎると赤字になり、支払い切れなかった分の兵士は逃亡し、武将の忠誠度は下がってしまう。

本作では戦闘が野戦と籠城戦が分かれ、攻められた大名は戦闘開始時に選択する形になった。籠城戦に限り守備側は援軍を呼べるため、攻撃する際には野戦に持ち込むための駆け引きが要求されるようになった(攻撃側は他大名と連合軍で攻めることができる)。

ただし、コンピュータの思考ルーチンはそれほど優秀ではなく、最弱といわれる姉小路氏でも序盤を乗り切れば勝てる難易度(機種によりある程度差はある)である。一方で、コンピュータのみの進行では天下を統一する勢力はまず現れない。オートのまま放っておくと最後の武将、たいていは毛利秀就が亡くなると「戦国武将がいなくなり平和になりました」と表示される。
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