本作にはドラゴンクエストシリーズで有名な堀井雄二が監修、チュンソフトが開発に携わっている。そのため、武器・防具の概念やフィールド上のコマンドなど、DQにかなり類似している部分が多く散見される。
前作から比べ登場する作品は7作品と大幅に減ったが、各作品の作者がゲーム中にモンスターのデザインを手がけている(特に7大ボスはそれぞれの作者が個別に担当した)。また前作と共通する点としては、ドラゴンボールが他の作品に比べ優遇されていることが挙げられる。
戦闘システムはシミュレーションゲームの要素を取り入れたものとなっており、前作の様に敵によってゲームの形式が変わるような事はない。
ストーリーとしては前作の直系の続編であるが、前作にも登場している登場人物は青年になった孫悟空、老人になったジョセフ・ジョースター、全く姿が変わっていない剣桃太郎、両津勘吉と、年代的にはかなりの矛盾がある。これは各作品内の時間の進み方に準拠していると推定できるので、仕方がないともいえる。
プレイヤーはゲーム開始時、7人の主人公から一人を選んでスタートする。それぞれがスタートするエリアは環状に繋がっており、そこを一周する事で本編へと進むことが出来る。ルートは以下の通り。
悟空 → タルるート → 承太郎 → ターちゃん → 桃 → 大尊 → 両津 → 悟空 …(最初に戻る)
必殺技使用時は体力が1減る(普段は体力5。レベルが上がってもその数値は増えない。ドラゴンボールを集めた時の願いに「体力を増やして欲しい」で止まると1人を体力6にすることが出来る)体力が2の時は紫、1の時は赤で表される。(どくに侵された時は青に染まって紫、赤にはならない)基本的に体力1の時に技を使うと0になって消えてしまうが、例外としてその技で敵を倒した時は敵を倒したことになる。敵を倒した後のウィンドウの色は基本的は黄色で、倒した味方キャラの色に変わる。紫キャラが倒すと紫。赤キャラが倒すと赤になる。
なお、この作品でファミコンジャンプシリーズは打ち切られてしまい、以後同一コンセプトの作品は現れないと思われ、 こち亀でもネタにされる(105巻「やったぜ!ゲーム化の巻」)ほどのクソゲーとしての評価を高めていたが、実に14年後に『ジャンプスーパースターズ』という、同一コンセプトの格闘ゲームが発売された。
ちなみにゲーム中のBGMはWink、工藤静香等のアレンジャーとして知られる門倉聡が手がけている。
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